博物館所蔵 №3079

塵芥焼却場建設基礎工事

作品名浦安町土木工事記録写真 自昭和二十四年至昭和三十年三月
プリントNo.03079
撮影日(和暦)昭和29年(1954)頃
場所1浦安
公開解説「浦安町土木工事記録写真 自昭和二十四年至昭和三十年三月」に添付された写真。注記には「塵芥焼却場建設基礎工事」とある。かつての塵芥焼却場は、現在の北栄4-6、4-7付近の堤防沿いにあった。この塵芥処理については、昭和49年(1974)に刊行された『浦安町誌』下(浦安町誌編纂委員会編)では、次のように記されている。
塵芥処理
 戦前から前後にかけては、浦安町衛生組合が組織され、作業員二、三名でリヤカーを用い塵芥を収集していたが、年ごとの人口増はゴミの増量をまねき、少数の作業員では処理できなくなったので、町ではオート三輪車を購入し運転手一名、収集作業員八名、焼却作業員一名をもって昭和二九年より、塵芥の収集、処理にあたることになった。なお、それにともなう施設として、同年一一月二五日、猫実一一六九番地に六四五坪(二一二八・五平方メートル)の土地を借受け、一六七万五〇〇〇円をもって塵芥焼却場を建設した。この焼却炉は、江口式と称し、一日あたり一〇〇〇貫(三・七五トン)の塵芥を焼却することができる。
キーワード塵芥焼却場

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