博物館所蔵 №2975

失業対策事業 境川浚渫工事(昭和29年度) ⑦浦安橋(新橋と思われる)東側

作品名浦安町土木工事記録写真 自昭和二十四年至昭和三十年三月
プリントNo.02965
撮影日(和暦)昭和29年(1954)
場所1浦安橋(新橋)東側
公開解説「浦安町土木工事記録写真 自昭和二十四年至昭和三十年三月」に添付された写真。12ページにわたって「失業事業対策 境川浚渫工事(昭和29年度)」の写真が番号順に貼り付けられており、大規模な工事であったことがわかる。失業対策事業とは、失業者が定職につくまで一時的に仕事を与え、生活保障をする目的で、国または地方公共団体が実施する公共事業(主として土木工事)で、失対事業ともいった。日本では大正末期から始まっていたが、特に昭和24年(1949)に制定さえた「緊急失業対策法」以後、一般公共事業と分離され制度化され,その仕事はニコヨンとも呼ばれた。ニコヨンとは、東京都の失業対策事業として職業安定所が支払う日雇い労働者への定額日給を240円と定め、この百円2枚と十円4枚という日当から呼ばれたとされる。 浦安でもキティ台風後、様々な失業対策事業が行われた。
 このページから、再び①から番号が付けられている。写真⑦には「浦安橋東側」との記載がある。なお、この写真集の「浦安橋」は、現在の新橋のことと思われる。(№3019参照)
キーワード土木工事 境川 浚渫工事

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