004575

ざる(ウナギざる)

資料名(ヨミ)ザル
地方名ウナギザル
収蔵番号004575
使用地猫実
公開解説「ざる」は細く割った竹などで編んだ容器。関東地方以南ではマダケ製が最も多く、東北地方ではメダケやスズダケなど細い竹が使われている。また近年ではプラスチック製のものが一般的になっている。また浦安ではユスギザルと呼ばれる針金製のざるも使用されている。「かご」との区別が明確ではないが、ざるは浅い円形で、編み目がやや粗く、調理に用いるものが多い傾向となっている。
もとはウナギを入れるザルをウナギザルといい、やや目が粗いものであったとされる。浦安ではウナギを入れるザルと同じような形状から、アサリやハマグリなど貝を入れるザルをウナギザルと呼び、これを自転車に積んで行商に行くことが多かった。アサリだとウナギザル1つの1斗(約18.039リットル)ほど入り、これを4~5個重ねて自転車に載せたという。
使用年代昭和
キーワードウナギ、鰻

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