セイゴアミ 収蔵№30049

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セイゴ網

資料名(ヨミ)セイゴアミ
地方名セイゴアミ
収蔵番号030049
使用地浦安 猫実
公開解説セイゴ(スズキの幼魚)をとる刺網。クロダイやセイゴ(スズキの幼魚)は障害物の周りにすみつく魚と言われ、主として葛西沖で行った漁。大きなセイゴを狙うときは10目ぐらいの網を使うこともあったが、スズキ網のように麻製ではなかったと言われている。主に夜間に行う漁で、とくに大潮の干潮時に魚がまとまってとれた。9月下旬になるとバチ(ゴカイの小さいもの)が江戸川にあらわれる。これをセイゴが食べに来るので、そこを狙って網を仕掛けることもあった。
 ミアミは麻か。メカズは鯨尺1尺に17結節。アバ(浮き)はサワラ製、イワ(おもり)はドロイワ。カタナ、アシナはクゴ製。アバに書き込みあり。「タ 三十六年 拾七 岩金」、「拾七 岩金」。書き込みのあるアバとは別に、切込みが3つついたアバもある。漁村文化研究会、寄贈資料。
使用年代昭和
キーワード刺網 刺し網 サシアミ 小網 セイゴ スズキ

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