収蔵 №30010

シロギス網

資料名(ヨミ)シロギスアミ
地方名シラギスアミ、キスアミ
収蔵番号030010
使用地浦安 猫実
公開解説 漁村文化研究会、寄贈資料。福田吉之助氏製造および使用。未完成の網。イワなし、ミアミはナイロンテグス。アバ(浮き)はプラスチック。
 シロギスを捕獲する刺網(海底に仕掛ける底刺網)。漁期は4~7月。シロギスは沖にいるので、深くなるケタ落ち(急に深くなる場所)付近で行った。アオギス網同様、船団を組んで行うことが多かった。昭和23年(1948)に調査された「東京湾漁業生産実態調査」では、シロギス網は千葉県側では浦安、船橋、青柳、金田、富津、大貫で行われていたことが記されている。このほか君津や、神奈川県横浜市本牧などで実物が残っているが、君津や本牧では、船団を組んで、音で魚を脅かして網へ追い込むことはしなかったとされる。
使用年代昭和20~30年代
キーワードシロギス、白鱚、シラギス、刺し網、サシアミ、刺網、小網

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