秋山玄氏提供写真(金魚池5) プリントNo.2876

金魚池風景5、朝の餌やり

作品名秋山玄氏寄贈写真(金魚池)
プリントNo.02876
場所1金魚池
公開解説 秋山金魚池(現在の博物館位置、猫実1-2-7)関係写真。朝の餌やり。
 秋山玄氏の記録には、「陽が昇る前に、餌炊き場では餌を炊く。昭和10年頃まで使用した餌炊き場(写真)は境川岸にある。直径1メートルの大釜2個と、0.5メートルの小釜が同時に炊けるかまどが並ぶ。隣の倉庫には、小麦のふけ粉(製粉の前に出る荒糖)や喰い出し(虫が食いかけた雑穀)、乾燥したニシンやかいこのさなぎの俵が積んである。支那事変が始まった頃、新たな餌炊き場が母屋の裏に建て替えられる。
 餌ができあがると手桶に入れ、天秤で担ぎ、池をひとまわりする。池にはホーローが下げてあるので、そこに次々と柄長のヒシャクで餌をのせていく。
 よく使われる池は、年3回の「池替え」を行う。池替えとは、水を完全にかい出し、池の掃除をする。」と記載されている。
キーワード秋山吉五郎 秋山養魚場 秋山金魚池

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