博物館収蔵 №003836
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さかずき(「工兵第一大隊」、「塚原」)
資料名(ヨミ) | サカズキ |
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地方名 | サカズキ |
収蔵番号 | 003836 |
使用地 | 浦安、猫実、本澤家 |
公開解説 | 当館所蔵のさかずきには、戦前の軍隊関係の資料がいくつか見られる。加藤六月氏の『兵隊盃』(昭和59年・1984、総合政経懇話会出版部)によると、「戦前、兵隊が兵役を終了し、満期、除隊になる時に記念品を配る習慣があった。」とし、さかずきが満期記念の代表的なものとなったとされ、加藤氏は「兵隊盃」と命名した。本書の中で工兵は「自衛隊では施設科と呼んでいる。戦闘および作戦上必要な技術的機能を果たす兵種である。二つの分野がある。一つは、歩兵・騎兵(戦車)の機動を容易にするための障害物の除去と、逆に守備のためのこれ等の構築等である。他の一つは、基地・道路・橋・港湾等の施設や地図の作成などを行なう分野である。したがって、戦闘工兵と建設工兵等専門とする任務別に編成・装備されていた。盃の特徴はツルハシにシャベルの組み合わせ。工兵の部隊が道路や橋の建設に従事している図もある。」と紹介している。本資料は「工兵第一大隊」、「塚原」とあるが、『兵隊盃』によると、工兵第一連隊(大隊)は東京にあった部隊とある。 |
使用年代 | 昭和 |
キーワード | 戦時生活 戦争 |