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アオギス網

資料名(ヨミ)アオギスアミ
地方名アオギスアミ
収蔵番号002918
使用地堀江
公開解説アオギスを捕る刺網(底刺網)。一枚の網と、網の目が異なる3枚の網を重ねた三枚網の二種類がある。これは一枚網。
浦安ではアオギスは脚立釣りなどの遊漁だけでなく、生業としての漁業の対象魚でもあった。特に戦前はシロギスよりもアオギスの方が価値が高く、東京の高級料亭などに卸されたとされる。捕獲されたアオギスは刺身や塩焼き、吸い物などの食材になった。アオギス網の目は鯨尺(主に布の長さを測るときに用いるものさし、1尺が約38㎝)1尺の中にいくつあるかで数える。アオギス網の場合、目は26~28である。浦安のシロギス網の場合、鯨尺1尺に目が26~28あるが、アオギスのうち、大きいデエコギス(ダイコンギス)を狙う場合、16~17目のものを使うことがあった。丈(網の高さ)は浦安の刺網の中で最も短く、アオギス網で1尺(約30㎝)、シロギス網で1尺5寸(約45㎝)ぐらいであった。ダイコンギスは子を持ったメスで、非常に大きいものであった。ダイコンギスは沖へ出ていくので「デギス」とも呼ばれ、デギスは真夏に狙った。網の手入れとして、普通、刺網は薄めのカシャギ(カッチとも言う)で染めたが、アオギス網だけは柿渋で染めた。柿渋で染めると、網がパリパリ、サラサラして、アオギスの掛り具合が全然違ったという。柿渋は瀬戸物でできた樽に入っており、1本ずつ購入した。
使用年代昭和30年代まで
キーワードアオギス、青鱚、青ギス、青ぎす、刺網、小網、サシアミ、刺し網

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