002747

資料名(ヨミ)カイ
地方名ケエ、ケー
収蔵番号002747
使用地猫実
公開解説船をこぎ進める推進具。古来より使用されてきたもので、櫂で海底をついて船を動かす。また深い場所では櫓のように使って操船した。この方法を櫂櫓(ケエロ)と呼んだ。櫂の長さから、二尋ヤブキ、三尋ヤブキ、四尋ヤブキなどと呼ぶこともあった。また「櫂は三年、櫓は三月」と言われ、扱いは櫂の方が難しいものであるとされた。この資料は、海苔採取の際に使用する短めの櫂で、ツイゲとも呼ぶ。このツイゲでベカ舟を固定して、海苔とりをした。
使用年代昭和

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