明治四十三年八月大洪水ノ實况 下谷車坂電車停留場附近

明治四十三年八月大洪水ノ實况 下谷車坂電車停留場附近

作成年(和暦)明治43年8月
作成年(西暦)1910
出版・発行東京浅草七軒町四阪本弘文館製
公開解説明治43年(1910)8月に、東日本の1府5県を襲った大水害。梅雨前線と2つの台風が重なったことから、豪雨により荒川、利根川の堤防が決壊して河川が氾濫し、関東だけで死者700人以上に上る甚大な被害をもたらした。この水害による浦安の被害状況については、記録が残っていない。
浦安では、翌年の明治44年(1911)7月26日午前1時に発生した高潮によって、堤防が決壊し、死者5名、床上浸水900軒以上の被害を出している。この年の農作物の収穫は、皆無であったという。
キーワード水害 災害 絵はがき

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