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さかずき(野重二 紀念)

資料名(ヨミ)サカズキ
地方名サカズキ
収蔵番号002357
使用地猫実            
公開解説「野重二 紀念」とある。当館所蔵のさかずきには、戦前の軍隊関係の資料がいくつか見られる。加藤六月氏の『兵隊盃』(昭和59年・1984、総合政経懇話会出版部)によると、「戦前、兵隊が兵役を終了し、満期、除隊になる時に記念品を配る習慣があった。」とし、さかずきが満期記念の代表的なものとなったとされ、加藤氏は「兵隊盃」と命名した。本書のなかで砲兵について、「自衛隊では特科と呼んでいる。各種の火砲を使用し、火力で戦闘を行う兵種。旧日本陸軍では、野砲兵、山砲兵、重砲兵等があった。(中略)火砲の図柄がほとんど全部に入っている。大砲と鶴、大砲と桜という優美な絵柄もある。」と紹介している。本資料は「野重二」とあることから、野戦重砲兵の第二連隊(三島)と思われる。富士に大砲の絵柄となっている。
使用年代昭和
キーワード軍時生活 軍隊

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