カマ 収蔵番号1434

学校貸し出し可007 釜

資料名(ヨミ)カマ
地方名オカマ、ハガマ
収蔵番号001434
使用地家(台所)、浦安
公開解説炊事に使われる道具のうち、鍋と釜は最も大切なものといわれる。釜は主にお湯を沸かしたりご飯を炊いたりするときに使う道具。古墳時代には土製のものが登場し、江戸時代になると、かまどにかけるときに、熱効率を高めるためとすすを防ぐために大きなつばがついた羽釜が考え出された。
 釜は主として銅、鉄、アルミニウムなどの金属製であるが、土製のものもある。用途に応じて種類も大きさも様々あり,醸造や製塩に用いられる工業用のものもある。炊飯用のものはつばが付いているので羽がまとも呼ばれ,1升(1.8ℓ)炊き,2升炊きなど大小各種あるが,炊飯器の普及によって姿を消しつつある。
 茶の湯用のものは成立時代や地方によって異なる、いろいろな形のものが継承されている。汽缶や蒸気缶などのボイラー類も「かま」と呼ぶことがある。この資料は猫実地区で使用されていたもので、1升5合用のもので、蓋が付いていない。
※この資料は学校への貸し出しが可能な民俗資料です。貸し出し希望の場合、浦安市郷土博物館(047-305-4300)まで、ご連絡ください。
使用年代昭和
キーワード食 炊事調理 学校貸し出し可007

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