博物館収蔵 №000816

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簀編み台

資料名(ヨミ)スアミダイ
地方名ノリスアミ、スアミデー
収蔵番号000816
使用地製造場、家、猫実
公開解説海苔簀を編む道具。簀に使用するヨシは梅雨明け頃に刈る。1週間から10日間ほど干してから、葉をとる。それから太さを選別する。切ったヨシ(スベとも呼ぶ)は葉を2枚ぐらい残して「簀編み台」に乗せ、交互に編んでいく。海苔簀編みは主に女性の仕事だが、男・子どもも行った。簀編み台のおもりを「つづ(つる・つつる)」と言い、このつづを前後に動かし、ヨシに糸をからげていく。アラズ(新しい簀)の方が、海苔が上手にでき、仕上がりがよい。海苔のはがれがよいし、乾きもよい。一シーズンで1,000枚以上新しくする家もあった。「簀編み機」は戦後、昭和20年代に登場した。機械で編むと、一日100枚は楽に編んだものだが、手ではふつう50枚、夜なべかけて60枚くらい編んだという。
使用年代昭和
キーワード海苔 のり ノリ ヨシ ノリス ノリズ 簀 市指定文化財

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