博物館所蔵 №1374

十万坪でのアオギス脚立釣り

プリントNo.01374
撮影日(和暦)昭和38年(1963)7月
場所1十万坪
公開解説故、宇田川三郎氏(屋号茂七)は浦安最後のアオギス釣り船頭であった。三郎氏自身が脚立に乗っているところ。三郎氏は語る「漁師でも釣りが好きな人じゃないと、客商売はできねえよ。俺、釣り好きだったもん、客がいないとき一人でベカ舟乗って、脚立釣りしたよ。客が来ると、まだ夜が明けないうちから『サブちゃん、行こうよ、行こうよ』って。まだ魚も寝てるよって言っても、客も好きだからね、とにかく『行こうよ』って。新婚当時なのに、釣りの時期にはお客が来て、夜もまともに寝れなかったよ~」。
 漁場の十万坪は、境川を出て、現在の今川付近である。
キーワードアオギス 青ギス 青鱚 脚立釣り 

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