おひつ

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おひつ

資料名(ヨミ)オヒツ
地方名オハチ、ヒツ、ハチ、メシビツ
収蔵番号009941
使用地船橋市本町、海
公開解説船宿で使用したおひつ。船橋ではおひつを「オハチ」と呼んでいる。
 釣り客へ昼食を出すときなどに使用した。船橋でアオギス脚立釣りを行っていた船宿からいただいたもの。丸の中に「幸」の焼印あり。
 この資料は、やや大きなオハチのため、ハゼ釣りに持っていった2升オハチと思われる。ハゼ釣りでは、船の上で天ぷらをあげるため、油が跳ねたりしてオハチが黒くなっている。
 海から帰った後、船宿では女性たちが磨き粉を使って、丁寧に洗って磨いた。とくにお客用のオハチは、たがが真鍮でできており、真鍮部分は海へ持っていくと1日で青錆が出てしまうという。
 
使用年代昭和
キーワードアオギス、青鱚、青ギス、青ぎす、脚立釣り、船宿、釣り宿、干潟、遊漁

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