森田家文庫740-1-1

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万葉集名所歌抄(附 目録)

コレクション名森田家文庫
資料番号森田家文庫740
分類書籍
年代嘉永3年(1850)写
員数4冊
寸法(cm)26.7×18.7
差出(作成)伊藤春元編、森田光尋校・写
形状美濃本
材質技法写本
内容・注記【日本文学 和歌(上代)】草鹿砥宣隆所蔵本(石川依平~)の写
巻首識語「此万葉集名所歌書抜は伊藤春元が抄出したるなり、村松弘道におほせて写さしむ、いまだ校合せず 遠江国伊達方 石川依平」、本奥書「嘉永二年四月遠江国人石川依平が蔵書もて写しぬ、さて原本かの村松弘道ならぬ人の写せるもありと見えて体裁おなじからぬがあれど、皆もとのまゝに写しおきぬ 杉金戸あるじ」、奥書「嘉永三年といふ三月草鹿砥ぬしの蔵書をかりて写しをはりつ 白檮之生園あるじ」、朱校合奥書「安政三丙辰四月十二日校合了聊残歌書入 光尋」、巻末付載目録の終「嘉永四年十二月六日 白檮之生園主人記」
解説本書は石川依平が掛川の門人村松弘道に写させた本を草鹿砥宣隆が写し、それを森田光尋が写した本で、光尋が校正し、少し残歌を書入、巻末に内容の目録を新作して補っている。国書総目録には名古屋大本一本のみで、天保15年村松弘道の写本である。本書は万葉集の名所に関する歌を、第一巻い~と、第二巻ち~か、第三巻よ~ら、第四巻む〜く、第五巻や~て、第六巻あ〜終とし、二巻一冊としている。(『森田家文庫目録』主要図書解説)

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