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[西洋服飾] シュミーズ・ドレス

材質綿(モスリン)
登録番号23565
解説1815年頃 イギリス
東京家政大学服装史研究室 旧蔵

白い綿モスリン(ごく薄い平織の織物)。ハイ・ウェストのワンピース・ドレス。後ろあき。フック留め。袖山に小さな膨らみがある、手の甲が隠れる長さの袖。袖口には細いコードが通っていて、指にかけられる。衿、袖にレース飾り。裾にはコードを用いた装飾が施されている。ドレスの布と僅かに異なる綿モスリンのスリップ風下着付き。ウェストのくびれの無い、ストレートなシルエット。縫製は手縫い。
ナポレオンが帝位にあった第一帝政時代(1804~15)前後に流行した建築や美術全般のスタイルを「エンパイア・スタイル」という。女性のファッションにおいては、フランス革命以前のロココ様式に見られる華美なドレスとは大きく異なる、簡素で直線的なシュミーズ・ドレスが広く着用された。

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