入谷の祭りと打囃子
文化財名称 | 入谷の祭りと打囃子 |
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指定名称 | 宮城県指定無形民俗文化財 |
公開所有者 | 入谷打囃子保存会 |
解説 | 宝暦の末期(1760年頃)、入谷と登米のあいだに境界争いが起きた。人々は入谷八幡神社に祈願し、村境の論山が入谷所有地となったので、時の肝入・山内甚兵衛が桜沢の住人3人を京都に派遣し、祇園囃子を習わせ、入谷八幡神社に奉納させたのが入谷囃のはじまりと伝える。かつては桜沢地区のみで演じてきたが、後に4つの沢が交替で奉納するようになった。平成11年(1999)には入谷打囃子保存会など6団体によって、入谷の祭りと行事を伝承する会が結成された。参考文献:『旭ヶ浦の記』『南三陸町誌2』 |