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東東洋筆 諏訪湖雪・紅白梅・芭蕉図

公開資料名諏訪湖雪・紅白梅・芭蕉図
解説作者:東東洋
制作年:文政8(1825)
技法:絹本淡彩
員数:三幅対
寸法:中幅99.9×35.5、左右幅100.4×35.8
 中幅は水面に「逆さ富士」を映した諏訪湖(長野県)の冬景色を、右幅には春の訪れを告げる紅白の梅を描きます。左幅の芭蕉は夏に葉を広げ、秋にかけてその葉が徐々に裂けていく植物で、あるいは夏から秋への移ろいを示し、左から右へ四季の移り変わりを描いているのかもしれません。珍しい取り合わせの三幅対で、その意図は、「袁安臥雪」という中国の故事に関連する漢詩を踏まえ、中幅を讃える構成であるという説が指摘されています。
 左右に植物を対称的な配置で、伸び上がる茎の直線が目を引く芭蕉と、うねる幹と枝の複雑な曲線が印象的な梅とを対比させ、中幅に主役として富士山を望む風景を象徴的に配すなど、構図や描写にも工夫がうかがえます。
公開備考

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