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小池曲江筆 塩竈松島図巻

公開資料名塩竈松島図巻
解説作者:小池曲江
制作年:江戸時代後期
技法:絹本淡彩
員数:一巻
寸法:29.9×336.4
 横長の画面に、多賀城から塩竈を通り松島に至る風景を、陸地の上空から海を眺める視点で描きます。多くの島々が浮かぶ特徴的な地形が詳しく描かれ、多賀城碑、鹽竈神社、瑞巌寺といった重要な建造物や歌枕の地、島々などは金泥で名称が記されます。自然の美と歴史的な景観とが一体となった塩竈・松島の魅力をよく伝えています。ここには、実際にこの地に過ごした曲江の実感も反映されていることでしょう。曲江の描いた塩竃松島図屏風は、京都で天覧(天皇の観覧)の栄誉を受けたとされます。その屏風は現在は確認できませんが、この図巻のような描写であったと想像されます。同様の画巻がもう一点確認されています(仙台市博物館蔵)。
公開備考

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