菅井梅関筆 山水図

公開資料名山水図
解説作者:菅井梅関
制作年:江戸時代後期
技法:紙本墨画淡彩
員数:一幅
寸法:28.5×21.3
 号を「梅館」とした壮年期の作例です。この頃は、中国の文人画家、江稼圃から直接手ほどきを受けたり、中国の新旧名画をさかんに模写したりするなどして中国絵画を学び、わが国の南画の画家として世に出つつある時代でした。
 本紙のサイズが小さく、元は画帖等の一部であった可能性が考えられます。
 「唐白虎の法を做す」とあるのは、中国・明代の唐寅(1470~1524)という文人の画風にならったことを示しており、梅関の中国絵画学習のよすうを伝える作例です。
公開備考

PageTop