青い花瓶のミモザ

作家名モイーズ・キスリング
作品名青い花瓶のミモザ
Title (English)Mimosa in Blue Bowl
制作年1948年
技法・材質油彩・カンヴァス
サイズ(縦) H ㎝ 62.0
サイズ(横) W ㎝ 74.0
作品解説黄色いポンポン状の花を模して絵具を盛り上げ、花のひとつひとつがせり上がってくるかのごとく肉感的に描写しています。ポーランド出身のキスリングが1930年代に最終的に居を構えたのは南仏コート・ダジュールのサナリーでした。最初にミモザの花を描いたのは1938年のことで、その後はとりわけ好んで幾枚も描いています。ミモザは南仏を代表する花で、現在も南仏のあちこちで「ミモザ祭り」が開催されています。異国フランスで暮らすキスリングも、春の訪れを告げるこの花に、特別な感慨を抱いていたのかもしれません。

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