最後の審判

登録番号B0000312
資料種別実物
所属部門芸術
分類番号B-520
資料名最後の審判
資料名(よみ)さいごのしんぱん
別称ロシア・イコン
数量1
点数1
法量119.0×78.5
材質板 テンペラ
製作年代18世紀
解説 最後の審判は、すべての善き行いはその価値によって報われ、悪い行いはそれによって損なわれたものを回復するために、罪に従って罰せられるという考え方にもとづいている。上の部分は中央に父なる神が君臨し、左側に天上のエルサレムがあらわされている。その右側では父なる神がキリスト(三位一体の形で)に審判の権限を付与している。上から2段目の層では栄誉ある権限を付託されたキリストを誉め称えつつ、聖母や使徒たち、聖者や天使たちが、玉座に座る審判者を囲んでいる。その中で聖母マリヤと授洗者ヨハネは人々の代願者として願いを審判者にとりなし、そばには人類の祖アダムとエバがいる。画面中央では審判の用意が整い、生命を与える十字架を天使が支え、生命の本が開かれている。また秤で罪人の善悪が計られている。中央左側には審判を受ける人々、右側には地上から追われる人々、そして罪悪の化身である大竜が長い体にさまざまな罪を背負って(白く巻きついて)地獄までのびている。その下では地獄に落とされた人々が鎖で繋がれ、ユダの魂も悪魔であるサタンに捕まって鎖に結ばれている。右端は墜落する天使と悪魔たちで、最下段の14場面は盗み、殺人、酒乱、うそつきなどの罪人が火刑の罰を受けている。教義上必要なテキストを周縁に記しているのは、この主題をイメージとロゴス(言葉)で理解させるための意図である。

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