パントクラトールのキリスト(全能の神キリスト)
| 登録番号 | B0000309 |
|---|---|
| 資料種別 | 実物 |
| 所属部門 | 芸術 |
| 分類番号 | B-520 |
| 資料名 | パントクラトールのキリスト(全能の神キリスト) |
| 資料名(よみ) | ぱんとくらとーるのきりすと(ぜんのうのかみきりすと) |
| 別称 | ギリシア・イコン |
| 数量 | 1 |
| 点数 | 1 |
| 法量 | 103.0×66.3cm |
| 材質 | 板 テンペラ |
| 製作年代 | 1600年頃 |
| 解説 | パントクラトール(Pantokrator)のキリスト(全能の神キリスト)は、5世紀ビザンティン美術における伝統的な表現によりながらイコンとして発展した独特の形式を示している。図像的には髭のはえたキリストの胸像として、時には額の巻き毛をともない、右手で祝福し、左手で聖書を携えた画像として表現されている。この画像は教会用のイコンで、キリストは、天上界の天使セラヒム(熾天使)とケルビム(智天使)を従え、右手で祝福をあたえ、左手で開かれた聖書を支えて、玉座に座している。右手の人差指はI、少し曲げた中指はC、薬指と親指を合わせてX、小指を曲げてC、即ちイエス・キリストをあらわすIC、XCの神聖4文字をあらわし、キリストの祝福を意味する。さらに右手を軽く閉じた形は、忠実な神の民をその中に守るという意味をあらわしている。開かれた聖書には、全能の神をあらわす自らの証しとしての言葉が記されている。キリストのニムブス(光輪)にはOΩN(ギリシア語で存在する者の意)が書かれている。パントクラトールのキリストは、中世キリスト教美術においては、全能の支配者として教会聖堂内陣の最も重要なところに置かれ崇敬の対象とされた。 |
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