「父帰る」像のマケット

「父帰る」像のマケット

大分類美術工芸
作者池川直
解説作者の池川直は、昭和33(1958)年に高松市で生まれた彫刻家です。本作は、「県庁通り」が新しく「菊池寛通り」なる愛称となったことを記念し、平成7年に作られました。展示はその雛型です。菊池寛の代表作の一つ「父帰る」をモチーフにしており、20年ぶりに帰宅するも家族に受け入れられずまた家を出ようとする父親、泣き崩れる母と妹、そして父親を認めない長男・賢一郎と、父親を引き留めようとする新二郎という、クライマックスの緊迫したシーンが伝わってきます。

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