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第35回 高松市戦争遺品展「戦争は終わりましたか」
| 時代・和暦 | R07.07.12 |
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| 解説 | 日 時:令和7年7月12日(土)~7月18日(金) 場 所:瓦町FLAG2階コンコース(瓦町駅改札前) 展 示 内 容:市民から寄贈された戦争遺品・資料 ・全国硫黄島島民の会及全国硫黄島島民三世の会提供資料・埼玉県ふじみの市立上福岡歴史民俗資料館提供資料ほか厚生労働省社会・援護局ホームページより 今年度テーマ設定「戦争は終わりましたか」終戦80年に考える 【ごあいさつ】高松市平和記念館は、戦前の高松から始まり、空襲、終戦、復興、平和への取組みへと至る展示を見学することで、歴史の時間の流れを学ぶとともに、未来の平和を考えるきっかけを作ることができる記念館です。 今年度の戦争遺品展は「戦争は終わりましたか」と題し、「硫黄島」に焦点をあて、終戦80年の区切りの年を考える企画展です。 終戦の年となった1945(昭和20)年3月26日、硫黄島での組織的戦闘行為が終わりました。周囲22キロの小さな島が米軍の航空機の中継基地となったことは大きな転機となり、日本への空襲激化、続く沖縄占領は本土攻撃の基地として、日本本土が米軍のあらゆる航空機の行動圏内になりました。そして半年もたたない内に、1945(昭和20)年8月15日、終戦の玉音放送がラジオから流れました。そして、この日を”終戦の日”とし、以来ずっと戦後という時代が続いています。 しかしながら、戦争は、花火のようにドーン!と爆発して一瞬で終わるようなものではありません。空襲を生き延びた語り部の方々が口をそろえておっしゃるのが、「戦後こそが大変なのだ」と。戦争によって家族、健康、故郷、生きがい、それぞれに大切なそれぞれの宝物を失いつつも、命ある限り、生き、平和を守るための戦いが続いていくのだと。 小さな島の歴史から、平和の重みに考えを巡らせる意義は小さくないのではないでしょうか。 本企画展に多大なご協力を賜りました全国硫黄島島民の会及全国硫黄島島民三世の会、東京都小笠原村村役場、ふじみの市立上福岡歴史民俗資料館、またご尽力いただきました関係各位のご厚意に心より御礼申し上げます。 |