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1行日記
分類番号 | 00004377-008 |
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分類 | 資料 |
時代・和暦 | S16 |
解説 | 寄贈者の夫は1942(昭和17)年、陸軍衛生兵として出兵。歯の技工師の勉強はしていたが人手不足か負傷兵の縫合手術も任されたという。戦後、無事帰国し寄贈者と結婚。 ・罫線の入ったB4ほどの大きさの一枚の紙に鉛筆で縦書きの記録。 ・記載されている期間:1941(昭和16)年7月1日~1946(昭和21)年5月25日 ・5年弱の期間について所属地等のみを履歴書のように箇条書きしており、年月は飛び飛びである。またインクで日付などを訂正したような書き込みもありリアルタイムの記録ではなく回想記録。いつ記録されたのかは不明。最終行にはカッコ書きで、除隊証明書による、と付記されているので記憶と当該証明書をざっくりと時系列に一覧表にしたもの。 ・初日の行は「臨時招集にて小倉陸軍病院に入隊す」3か月後の10月1日に「陸軍衛生一等兵に名ぜられる」後、日付は翌年1942(昭和17)年3月1日「南方に向け門司港を出港す」以降、フランス領インドシナカムラン湾上陸後戦地変更命令により船を乗り換えスマトラ島パレンバン兵站病院勤務、ジャワ島スラバヤ港第六陸軍病他療養所ほか各地を転々と移動勤務。 ・1945(昭和20)年10月10日「チモール島(ポルトガル領)デリーを出港、同年12月10日(何月か判読不明)島伝いに小住んだ列島スンバワ島に集結す」 ・最終行は1946(昭和21)年5月25日「名古屋港に上陸召集解除」 記載期間中に含まれる開戦及び終戦時である1941年12月8日前後、1945年8月についての記載はない。 |