籃胎蒟醤 食籠 朱と白

作品名カナランタイキンマ ジキロウ シュトシロ
番号7203
分野漆工芸
制作年1990年
作家名太田儔 オオタ・ヒトシ
材質
寸法縦:22.0cm 横:22.0cm 高さ:14.5cm
解説高島屋個展。第三十七回日本伝統工芸展で保持者選賞を受賞した『赤と黒』の姉妹作。同時期に制作された。縄文晩期の籃胎漆器をもとに、籠編みは蓋、身ともに《網代菊底編み》、胴を《斜め網代編み》、および《山道編み》としている。内部は黒漆りとし、将来細かな網目の凹凸があらわれるように計画し、外部は白漆ぬ塗りとし、こ小もん紋風の地文様を斜めに切ってシンプルな蒟醤(きんま)表現を試みた作品である。

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