見える女

作品名カナミエルオンナ
番号4078
分野版画(国外)
制作年1930年
作家名サルヴァドール・ダリ サルヴァドール・ダリ
材質エッチング・紙
寸法23.3×18.4
解説1930年頃からダリは自身の欲望や内面の世界を描き出し、シュルレアリスムの中心的画家となる。また、妻ガラに捧げる『見える女』を執筆し「偏執狂的-批判的方法」活動理論を初めて提示するが、本作はその挿絵として制作されたものである。ここでは『偉大なる自慰者』と題された詩と、ひとつの絵が妄想症的な意識のために、まったく別の物体に見えてしまうという「多重像」のイメージを精緻な筆使いによって幻想的に表現している。

PageTop