半島(ヘレンケラーのように)
| 番号 | 1133 |
|---|---|
| 分野 | 油彩等平面 |
| 作家名 | 宇佐美圭司 ウサミ・ケイジ |
| 作品名カナ | ハントウ ヘレンケラーノヨウニ |
| 制作年 | 1965年 |
| 寸法 | 縦:222.0cm 横:175.0cm |
| 材質 | 油彩・カンヴァス |
| 解説 | 1965年南画廊での第2回目の個展に初めて人体のシルエットが画面にあらわれたが、宇佐美圭司はそれについて次のように語っている。「人型を切り抜いた紙を貼りつけ、描き、描いてははがす行為をくりかえすことで形体の内部と外部とは相互侵蝕され、等価なものとしてあつかわれた。私の絵はこの時一つの転向をなしたと思う。人型は次第に私の肉体と重なり、路上の人々あるいはヴェトナム戦争の兵士の写真の型へと広げられていった。」そして人体のシルエットと分割された色面によって複雑に屈折した心理的状況を描き出している。 |