振動尺試作 Ⅲ

作品名カナシンドウシャクシサク 3
番号6081
分野立体
制作年1977年
作家名若林奮 ワカバヤシ・イサム
材質木、鉛
寸法縦:19.3㎝ 高さ:135.0㎝  (木箱)
解説「振動尺とは発条(スプリング)のようなものだ」と作者は語っているが,物の表面との距離を具体的に測るための物差しとして製作されたものである。角材から丸太をとったこの《振動尺試作Ⅲ》では,鉛による補填がなされ,測る尺度自身が同時に別の尺度によって測られるという自己目的的な性質を持ち,若林奮のいわば「彫刻原基」となっている。

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