四ツの円
| 番号 | 1172 |
|---|---|
| 分野 | 油彩等平面 |
| 作家名 | オノサト・トシノブ オノサト・トシノブ |
| 作品名カナ | ヨッツノエン |
| 制作年 | 1958年 |
| 寸法 | 縦:60.6cm 横:72.7cm |
| 材質 | 油彩・カンヴァス |
| 解説 | オノサトの初期の「円」はきわめて単純であったが、素朴な生命力に溢れていた。そして次第に円は赤、黒、青、白、黄色、緑、灰色と組み合わされて、その周囲には縦・横の細かい線が織り成されるようになった。作者は「丸い形は画面に意味を付加したくないしるしであり、縦、横の線は立方体ではない平面の画面に、立体の暗示を与えることを避けるためである。」と言っている。周囲のきらびやかな織物のような縦横の線の中に浮かび上がる円は、より精神性を画面に定着させながら豊穣な世界を作り上げている。 |