黄銅花器

作品名カナオウドウカキ
番号8043
分野金属工芸
制作年1930年
作家名大須賀喬 オオスガ・タカシ
材質黄銅
寸法径:32.5cm  高さ:21.0cm 
解説18歳のとき上京し北原千鹿の内弟子になった大須賀喬は、昭和2年、千鹿を中心に若手の金工家が集まって結成された「工人社」の創立同人となる。―それぞれの研究は制作は全然自由そのものである。…仕事における統一的意識は自分たち常に現代を如実に生活する生活者であり、同時に工芸制作人であって、それに向かって全的に積極的に進出する気持ちによって一致している―という千鹿に大いに共感したであろう大須賀の、工人社における作品である。アール・デコや構成主義の影響も見られ、当時の熱い息吹が伝わるようである。

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