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| 番号 | 1156 |
|---|---|
| 分野 | 油彩等平面 |
| 作家名 | 靉嘔 アイオウ |
| 作品名カナ | マエヘ |
| 制作年 | 1955年 |
| 寸法 | 縦:90.0cm 横:116.0cm |
| 材質 | 油彩・板 |
| 解説 | 1956年読売アンデパンダン展に出品された靉嘔の大作《田園》は、画面の下に「食う為に生きる為に耕す。父母兄弟姉妹におくる。」と記されている。男女が二人ずつ腕を組んで何列かにつながり、遠く地平線のかなたまで並ぶ群像が黄色い画面に描かれていた。その大胆さ、明快さ、自由さは、戦後復興期の新しい時代の象徴のように思われた。そしてこの時期、靉嘔はビルの建築現場をモチーフにして鉄骨やクレーンの中に人物を描き、どこかレジェを思い起こさせる。本作品は《田園》の習作で、明白に生きる健康さが伝わってくる。 |