算術

作品名カナサンジュツ
番号4041
分野版画(国外)
制作年1913年
作家名カジミール・マレーヴィッチ カジミール・マレーヴィチ
材質リトグラフ・紙
寸法縦:12.6cm 横:9.1cm
解説1913年にロシアで発刊された、「Vozropshem(不平をいおう)」という小冊子に挿入されている作品である。このモノトーンのリトグラフでは、「セクシヨン・ドール」の画家レジェなどの影響が認められる、キュビズム的な構成による動きのある画面を作り出している。マレーヴィチはこの年、絵画の再現性を否定し、純粋感性を絶対とする「シュプレマティズム」による最初の作品を描いており、以後「白の上の白」連作に代表される純粋な絵画を追及していく。抽象表現主義以後のアメリカ美術への影響も大きい。

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