業火

番号1151
分野油彩等平面
作家名香月泰男 カヅキ・ヤスオ
作品名カナゴウカ
制作年1970年
寸法縦:65.6cm  横:45.8cm 
材質油彩・カンヴァス
解説業火について作者は次のように語っている。「これはね、奉天からハルピンを通って、黒河に行く途中に北安(ベイアン)ということろがあるのですが、そこの軍の施設がみんな破壊されて、何日も燃え続けていたときのものなんです。たまたまそのそばを輸送列車で通って、ほんとうはもう少しパンパン跳ねた火も描きたかった。砲弾なんかもいっしょに燃えていたからね。」ソ連クラスノヤルスク地区の抑留経験を題材にした「シベリア・シリーズ」は香月の代表作であるが、極限状況の中での人間の尊厳を感じさせる。

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