荒りょう・焼野のきじ

番号1150
分野油彩等平面
作家名山口薫 ヤマグチ・カオル
作品名カナコウリョウ ヤケノノキジ
制作年1959年
寸法縦:100.0cm  横:81.0cm 
材質油彩・カンヴァス
解説山口薫の画面には菱形が出てきた頃から、はっきり日本的な性格が打ち出されてくる。その菱形について作者は次のように語っている。「菱形が出てきたのは、昭和18、9年のころですね。赤い朱の沼と菱形みたいな形が、その頃から現れているようです。あの菱形には特別な意味はないんですけど、ま、簡単な形という気持ちからかも知れませんね。僕の自分の家の紋が菱形ですからね。そういうところからあの形が出てきたのかも知れないですよ。簡単な形と言えば、丸や三角や四角ですね、その四角を押しつぶしたのが菱形なんです。」

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