山銀合子

作品名カナヤマギンゴウズ
番号8035
分野金属工芸
制作年不明
作家名内藤四郎 ナイトウ・シロウ
材質
寸法径:5.8cm  高さ:3.7cm
解説伝統的な彫金義楊に加え、幾何学模様を主体とした現代的デザインに持ち味がある内藤四郎の小品4点(《銀渦文香合》《草花文合子》《山銀合子》《亀甲文銀漆香合》)である。銀の素地には特徴的な魚々子(ななこ)模様が施され、シンプルな文様が蹴彫(けりぼり、断続したクサビ形で線を作る彫金技法)で描かれている。各所に施された鍍金、彩色によって作品にめりはりをつけており、漆や陶を併用するという方法もおもしろい。日本伝統工芸展を中心に制作活動を続けた内藤は、昭和35年重要無形文化財〈彫金〉保持者に認定されている。

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