作品名カナミミ
番号6044
分野立体
制作年1965年
作家名三木富雄 ミキ・トミオ
材質アルミニウム
寸法縦:4.5cm  横:88.0cm 高さ:106.0cm
解説「私は耳を人体の一部あるいは全体に対する一つのパートナーとしてではなく、それ自体完結したオブジェとして考えている。」と三木富雄は語っている。耳は人体から切り離されたとき、「聴覚の器官」としての機能は失うが、しかしそれ自体独立したものになるのである。三木は最初は単体の耳として作品を発表していたが、すぐに複数のかたちで発表するようになった。そしてそれは巨大に膨張し、反復され、増殖していく。「私は十年後においても、他人の意思によって、私の現在の作品を完全な型で再現出来得る木型を製作しています。」

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