形
| 番号 | 1185 |
|---|---|
| 分野 | 油彩等平面 |
| 作家名 | 坂本善三 サカモト・ゼンゾウ |
| 作品名カナ | カタチ |
| 制作年 | 1965年 |
| 寸法 | 縦:181.8cm 横:228.0cm |
| 材質 | 油彩・カンヴァス |
| 解説 | 1957年坂本善三は渡欧したが、彼はそこでヨーロッパの人々や建造物、とくにその構造性に強く引かれるようになった。そして絵画にも構造性、構築性を求めるようになり、建造物や壁をモチーフに制作していた。画風は次第に単純化し、帰国後の1960年頃から純粋抽象に向かうようになった。そして構築性を強調するため色彩はモノトーンな黒灰色を基調として堅牢で力強い幾何学的形態によって心象風景を描いている。それは自然の秩序を無の混沌とした世界に還元しようとする坂本美学の表れであった。 |