花籠を持つ少女

作品名カナハナカゴヲモツショウジョ
番号6038
分野立体
制作年1934年
作家名藤川勇造 フジカワ・ユウゾウ
材質ブロンズ
寸法縦:6.5cm  横:9.5cm  高さ:28.0cm   
解説―私は自分の信念として、空想いに浮かべたものを表現しようと無駄な努力をするよりも、自分の眼前に見えている実在から、真実なものをつかむことがよいと思っている。目に見えるものを親切に謙遜に観察して、次第に進んで行くとおのずから美は研究の後に得られる。―勇造はロダンの唯一の日本人の弟子であったが、彼の写術的で穏やかな芸術は師とは異質なものでだった。対象を把握する直感力に裏付けされた誠実な作品は、まさに珠玉のような味わいくを持っている。なお、讃岐漆芸の祖・玉楮象谷は彼の偉大な大伯父にあたる。

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