バスローブ
| 作品名カナ | バスローブ |
|---|---|
| 分野 | 版画(国外) |
| 制作年 | 1964年 |
| 作家名 | ジム・ダイン ジム・ダイン |
| 材質 | エッチング・紙 |
| 寸法 | 縦:56cm 横:42.5㎝ |
| 解説 | ダインは初期から自分自身を表現することをテーマとしており、スーツやネクタイをモチーフに象徴的な自画像を制作していた。そのなかで1964年に雑誌「ニューヨーク・タイムズ」の広告で見かけたバスローブを自画像のモチーフにすることを思いつき、平面や立体作品を多数制作した。その後、バスローブのモチーフはいったん途絶えるが、70年代半ば以降は再び多く登場するようになる。本作はダインによる初めてのエッチング作品であり、60年にダインが初めてリトグラフ作品を制作した時に摺を担当したエミリアーノ・ソリニがタングルウッドプレス社のもとで制作した作品と思われる。腰に手を当てたようなポーズは他のバスローブ作品とも共通し、円を描くような彫りや波型の彫りなど、区画ごとに彫り方に変化をつけているほか、腐食の具合も変えており、実験的に取り組んだようにも見える。 エディション:180/200 |