チョウズマキ
| 作品名カナ | チョウズマキ |
|---|---|
| 分野 | 立体 |
| 制作年 | 2016年 |
| 作家名 | 赤松 音呂 アカマツ・ネロ |
| 材質 | ガラス、水、磁石、プラスティック、ディバイス、コントローラー |
| 寸法 | サイズ可変 |
| 解説 | 赤松はガラス器内の水中に発生する渦巻きの音を聴く「チョウズマキ」をシリーズで制作している。作品は水を入れるガラス瓶とホーン形状に繋がる管で構成され、展示台の中の装置によって瓶の中の磁石が回転し、渦巻きが現れる。渦の発生はプログラミングによりゆらぎがもたらされ、水流の音に泡が弾けることで生まれる高音が混ざることで複雑な音が生まれ、ガラス管を通ってホーンから増幅される。「渦巻きは銀河、台風、巻貝、光子などマクロからミクロまであらゆるところで見ることができる宇宙のエレメントの1つであり、その大きさに関わらず相似形かつフラクタルな構造です。渦巻きの音を聴くことは宇宙の音を聴くことでもあります。」(作家ステートメント、ウェブサイト「NELO AKAMATSU」)と作者は述べる。本作は同じ形状の3点から構成され、それぞれに微妙に異なる形状の渦巻きとその音が発生する。 |