土に還る

作品名カナツチニカエル
番号6157
分野立体
制作年1989年
作家名鯉江良二 コイエ・リョウジ
材質陶、シャモット/型成形
寸法径:35.0cm  高:15.0cm  同サイズ5個
解説1971年鯉江良二は,第1回日本陶芸展に「土に還る」を出品したが,これは量産陶磁のシャモット(焼粉)をビラミッドのように積み上げて,上部を人間の顔に型取りして固めたもので,土のもつ物質感とともに,人間がくずれて土に遷帰する,なまなましい現実感があった。ここには焼き物が,土と人間によるひとつの変容であることを端的に示している。

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