''88-12、’89-6 より
| 作品名カナ | ’’88-12、’89-6 ヨリ |
|---|---|
| 番号 | 6933 |
| 分野 | 立体 |
| 制作年 | 1988、89、2018 |
| 作家名 | 今村 源 イマムラ ハジメ |
| 材質 | 針金、紙粘土、塩化ビニール、柿、コンクリート、FRP |
| 寸法 | サイズ可変 |
| 解説 | 88年信濃橋画廊(大阪)での個展及び89年国立国際美術館での松井智惠との二人展において発表されたインスタレーション作品を再現したもの。針金による渦状の形態やオレンジ色のビニール、柿の枝など、日常的な素材による様々な形象を天井からつるした、表裏も中心もない浮遊する「彫刻」 は、先行する「彫刻」や「美術」、そして時代への静かだが根底的な 問いかけから生まれた。渦は自然の生成流転の形象であり、木の枝も自然への関心を示す。10点のオブジェのうち3点(針金によるヒトガタ、塩ビによる壺のような形、蝶の羽を模したもの)は2018年再制作による。今村作品の特徴である浮遊する彫刻の最初期の作例であり、貴重といえる。 |