辻を逸れる
| 番号 | 1917 |
|---|---|
| 分野 | 油彩等平面 |
| 作家名 | 流 麻二果 ナガレ マニカ |
| 作品名カナ | ツジヲソレル |
| 制作年 | 2015年 |
| 寸法 | 各180×140cm×4枚 |
| 材質 | 油彩・カンヴァス |
| 解説 | 一見すると抽象に思える流の絵画だが、見ず知らずの他人への関心や、特に近年では福島の甚大な被災に心を痛める一方、そこで知った自然の美しさや力強さを画面に残像として描いているという。人体のスケールを実際のものと大胆に違わせながら、人間を含め自然界から受けた感動を、色と形が溶解しあう画面にそっとしのばせることで、気配がほのかに匂い立つ作風を展開する。80年代の「絵画の復権」以降の世代として、真摯に絵画に向き合い、抽象と具象を繋いで見せる画家・流。本作は、彼女の典型的な特徴が表れる最大サイズの代表作である。 |