LABOUR Ⅰ Ⅲ Ⅴ
| 番号 | 2049 |
|---|---|
| 分野 | 水彩・素描 |
| 制作年 | 1995 |
| 作家名 | 松井智惠 マツイ・チエ |
| 材質 | 水彩・紙 |
| 寸法 | 縦:100cm 横:79cm |
| 解説 | 本作は、ギャラリーでのインスタレーションの一部として描かれたもので、立体、彩色した壁面、言葉、といった要素とともに、色々な意味に読み取れる作品空間を構成していた。松井は、80年代には大規模なインスタレーションを制作していたが、90年代に入ると寓話に記された人間の本質へと関心が移行し、『LABOR』と題した絵画やオブジェを発表する。その頃の優れたドローイングである。 1980年代よりインスタレーション作家として、ベネチア・ビエンナーレなど内外で活躍する松井。90年代に入ると、寓話に記された人間の本質へと関心が移行し、「LABOUR 彼女は重複する」とタイトルされたギャラリーでのインスタレーションの一部として本作が生まれた。『赤ずきんちゃん』、『三匹の子豚』を彷彿するイメージとともに会場には「彼女は説明する」「彼女は欠落する」「彼女は労働する」といった文字も展示された。(常設R2-1) |