黒陶

作品名カナ	コクトウ
番号	6219
分野	立体
制作年	1957～1960
作家名	八木一夫　ヤギ・カズオ
材質	黒陶
寸法	縦：14.7cm　横：14.7cm　高さ：14.6cm
解説	黒陶は，生乾きの素地の形体をへらや丸石で成形し研磨して，焼成時に松葉などの煤でいぶし焼きにする技法である。焼成温度が低いので，大きな収縮や変形が少なく，作者の意図を直接的に表現しやすい。また黒陶の黒は，釉薬の黒とは異なり，作品の内部まで浸み込んでいるが，見る人の視線を精神のより深い深淵へといざない，作者独自の色合いとなっている。