籃胎 蒟醤 盛器

作品名カナランタイキンマモリキ
番号7170
分野漆工芸
制作年1982年
作家名佐々木文夫 ササキ・フミオ
材質
寸法縦:43.0cm  横:32.6cm  高さ:32.6cm 
解説佐々木文夫は古い文綺堂などの籃胎を研究し、その多くが側面に曲げ輪を使用しているため、網代との接合部分に構造上の問題点があると考えた。そこで曲げ輪を用いずに、網代を主体に麻布で布着せをして器胎となしている。近所のやまと池のゆるぬきをする水門付近に生えていた金魚草と流れに逆らって泳いでいるメダカを蒟醤(きんま)で加飾している。

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