把手 花入

作品名カナトッテ ハナイレ
番号8108
分野金属工芸
制作年昭和初期
作家名高村豊周 タカムラ・トヨチカ
材質蝋型鋳造・朱銅
寸法径:10.5cm 高さ:18.8㎝
解説蝋型鋳造は、蝋による作品の原型を、中型と外型で挟み込み、そのあと、加熱して蝋を流し、その空洞に溶かした金属を流し込む技法である。また朱銅は朱色の斑文を付けて仕上げる手法。豊周は当時移入された構成主義やアール・デコの影響をいち早く取り入れ、花瓶や花挿しなどを制作した。この一輪挿しも、極限まで単純化された構成主義的な作風を示している。

PageTop